インプラントの豆知識

インプラント治療が高額なことは有名な話です。しかしその治療費の一部は医療費控除を申請することでいくらかは戻ってきます。1月から12月までの1年間にかかった費用の合計が10万円以上であれば、その対象になります。申請の為には、治療にかかった費用の明細書、バスなどの公共の交通機関の領収書、バスや電車での通院が困難な場合はタクシー代の領収書(自家用車のガソリン代は対象外)が必要になるので、きちんと保管しておきましょう。

また、近い将来にインプラント治療を行う予定の人がいれば、歯の保険も存在していることを頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。医療保険と同様に月々の掛け金を納めれば上限はありますが、給付金を受け取れます。コースの内容や受け取れるためにはどれくらい掛ける必要があるかは、しっかりと保険会社の話しを聞く必要があります。インプラント治療では気を付けなければならないことがあります。

もし喫煙者がインプラント治療を考えているならば、歯科医の考えにもよりますが、基本的には禁煙、場合によっては本数を減らす努力を勧められると思われます。というのも、煙草に含まれるニコチンの影響で血流が悪くなり、同時に口内環境も悪くなります。そうなると歯肉に炎症が起こりやすくなったり、歯周病になりやすくなります。インプラントではこの歯周病が大きな敵となるので、治療後は歯科医院での定期的なケアとしっかりとしたホームケアが必要になります。

しかし禁煙したままの状態では、口内環境が良くはならないので、禁煙を勧められるのです。せっかく高額な医療を行うのであれば、長持ちする方が良いのではないのでしょうか。

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